受講者・仲野さん
私は2024年4月に上海に研修生として赴任となり、漢院で中国語の勉強をスタートしました。まだ勉強を始めたばかりではありますが、今回私の経験について記載させていただきます。少しでも皆様の今後の参考になれますと幸いです。
私は4月の上海赴任前は仕事・プライベート含め、中国地域には訪れたことがありませんでした。また大学の第二外国語も別言語を受講していたため、全くのゼロからの勉強となりました。漢院ではピンイン・文法の勉強からスタートし、日々の出来事を話すことでスピーキングの練習にも取り組んでおり、先生方のおかげで無理なく勉強を進めることができております。先生方の協力もあり6月の試験でHSKK中級は不合格となってしまったのですが、HSK4級に合格することができたので、現在は8月の5級に向けて勉強を継続しております。
勉強をする中で特に難しいと感じるのがHSKKの対策です。HSKKでは文章の復唱やようやく、絵の説明、といった問題が出されるのですが、適切な単語や言い回し、回答の時間配分など独学では難しい部分もサポートしてくれております。またHSK対策の中は、文章読解の中での見たことのない北や南の方言の説明や、筆記では、より中国語らしい現地の方が使う言い回し方法を教えてくれており、とても効果的に勉強を進められております。
漢院の先生方には上記のような勉強の面ではもちろんのこと、勉強以外の面でも上海の生活についてや国内の他の都市の情報を提供していただいたりと、様々な面でサポートしていただいており、大変お世話になっております。4月に赴任してきたときには中国語が全く分からなかった私が現在不自由なく生活でき、HSK5級を目指し勉強できるまでに至ったのは間違いなく、漢院の先生方のサポートのおかげだと感じております。HSK5級の合格後は6級の合格を目指すとともに、仕事、生活をより充実させられるよう引き続き漢院での勉強を頑張っていきたいと思います。
仲野
Tips:仲野さんは2024年8月にもHSK5級の試験を無事に合格しました。
受講者・村野さん
東京から上海への転勤を機に漢院の門を叩いてから一年が経ちました。この間にHSK四級も取得しました。
とはいうものの、実は十数年に一度中国語を志し、ほんの二、三ヶ月の初学で挫折した経験があります。 当時は、発音の難しさや、仕事の忙しさを言い訳にしていました。しかし、今をもって言えることは、当時は学習の効果を急ぎ過ぎたことや、中国語を学ぶことの楽しさを実感出来なかったことが大きな原因だと思っています。
漢院は、そんな自分を受け入れてくれる懐の深い学校です。教師の皆さんは、個性豊かですが、全員指導方法を身につけたプロフェッショナルです。個別授業での丁寧な指導は当然ながら、各生徒の個々の習熟度が多少異なるテーマ別グループレッスンでも個人が習得している範囲の中国語の言葉を引き出し、生徒が自ら表現内容を組み立てられるように指導してくれます。その一方で、中国語は他の言語と同様に非常に奥が深く、生き物のように変化するので、一朝一夕に学習効果を急ぐ事に大きな意味がない事も授業内容を通して教えてくれます。
また、漢院では旅行や食事会などを通した生徒間や教師の方々との交流や、シティーウオークなどのイベントを通した若い学生の方々との交流会などもあり、中国語を用いたコミニケーションの場を作ってくださることが中国語学習を続ける励みになっています。
受講者・高橋さん
また、これから漢院に通おうかと思っている方には「漢院で学ぶことによって、教科書に載っていない上海を知ることが出来ます」と強くおすすめをしたいと思います。
私は留学経験もなく、中国語学習を始めたのはコロナ禍の日本で受けた半年のオンラインレッスンだけでした。
メディア関係で働く人間としては、お恥ずかしい語学レベルなのですが、赴任前のオンライン学習で当時のHSK3級を取得し、隔離期間に4級の学習を始めました。
漢院には同業者の勧めで入学しました。週二回のペースで通い、HSK4級→5級と8ヶ月ほど学習を続け、模擬試験で合格レベルに達することが出来ました。
ロックダウンのあと、しばらく休学しましたが、先生方の励ましもあり復学しました。
その際、文書を理解したり、何となく相手の話していることは理解できるようになってきたのだけれど、まったく「会話」が出来ていないことに悩んでいる・・・と相談したところ、先生方がカリキュラムの切り替えを提案してくれました。それからのレッスンは、最初の50分間フリートークをし、残りの50分は教科書に沿って進めるというものでした。
毎回のフリートークに備え、テーマを考え関連する単語や単文を用意してレッスンに臨んでいましたが、事前に用意していた「ネタ」だけでは会話は5分と続きません。
先生方が質問をしてくれたり、新しい情報を提示してくれたりしながら、単語や「相づちに使える表現」などを教えてくれました。(たとえ通じなくても)中国語で会話を続ける「度胸」が養われたと思います。
実のところ、上海は日本人にとって「まったく中国語を学ばなくても生活が出来る便利な町」です。
日本人も多く住んでいますし、携帯のアプリを使えば買い物や交通など、生活に困ることはありません。
それでも私は中国語を学び続けることを、強くおすすめします。
学習を続けることで、行動の幅も広がりますし、より上海での3年間が彩り豊かなものになったという実感があるからです。
不真面目な生徒ですが、これからも漢院との縁を大事に学習を続けたいと思います。
受講者・脇坂さん
私が中国語と漢院に出会ったのは2022年の初冬、夫の上海駐在に伴って渡航の準備を始めた時でした。しばらく独学で勉強するつもりでしたが早々に諦め、たまたまYoutubeで見かけた漢院のオンライン授業を受け始めました。拼音すらまともに理解していない状態でしたが、そういった段階からネイティブの先生に教えていただけたことで、最初から今に至るまで苦手意識を持たずにリスニングやスピーキングに取り組めていると感じています。
2023年の3月、やっとビザが発行され念願叶っての上海現地では、多分に漏れず本場ネイティブ(そして上海話)の洗礼もしっかり受け、オンライン授業で先生と会話できていたのは私じゃなくて先生がすごかったんだ!としみじみと謙虚な気持ちを取り戻しました(笑)
漢院に最も感謝しているのは苦しさや孤独を全く感じずに中国語を学ばせてもらったことです。上海に来たばかりの頃は先生以外の方とお話しできるような語学力も度胸もなかった私が、帰国前には旅行先で現地の方と中国語で交流したり、分からないことを気軽に尋ねられるようになりました。友人とお茶しに行くような感覚の通学と楽しいイベントへの参加だけでここまで成長できたのは、先生方の技術と人柄あってこそでした。
今でもふと、多くの人が寛ぐ気持ちのいい公園や、旅先で出会った美しい景色、街に充満する美味しそうな香りと共に、初めて一人で注文できた時のこと(言葉が通じた喜びと最高に美味しかった煎饼!)街中で会話ができた瞬間(珈琲店でコーヒーを注文したら「今天没有咖啡(今日コーヒーないんですよね😀)」と言われる)など、漢院のおかげで得られたたくさんの経験を思い出します。
漢院の先生たち、いつもありがとうございます!もっと中国語を上手になってまた上海に会いにいきます!
受講者・橋本さん
私が上海に赴任したのはコロナ禍の2021年4月でした。
帰任する2023年2月まで、上海での生活は、入国時の隔離ホテルでの隔離、2022年4、5月の2か月に及ぶロックダウン、また自宅アパートでの感染者発生による隔離等々、不自由な生活の連続でした。
同時期に上海に赴任された方々にとっても、一生忘れ難い経験だったと思います。
赴任当時、中国語もほとんど話せず、日常生活にも苦労していたなか、同じ会社の仲間から紹介してもらったのが漢院でした。
漢院に通い始めたころ、挨拶程度の中国語しか話せませんでしたが、先生方から熱心にまた丁寧にご指導いただき、徐々に会話もできるようになりました。
また、漢院では、授業以外にも食事会などの行事があり、先生方や生徒さん同士の交流もできたおかげで、漢院に通うのも楽しみとなりました。
コロナ禍の不自由な生活ではありましたが、きるだけ中国語を上達しようと思い勉強を続け、HSK4級に合格することもできました。
コロナも落ち着きこれからと思っていた矢先、残念ながら、仕事の都合で2023年2月に日本に帰国することになりました。
授業可能な時間がまだ残っていたのですが、先生方のご配慮で、その後約1年間、ネットで授業を続けることができました。
帰国後1年、最後の授業を迎えました。
これまで私の中国語学習だけではなく、特にコロナ禍での上海での生活もサポートいただいた漢院の先生方に大変感謝申し上げます。
また、漢院の先生方、漢院で学んでおられる方々のますますのご活躍をお祈りしております。